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2009/02/27 (Fri)
今日は自分の事を。

皆さんは一番古い記憶っていつ頃のものですか?
私は結構小さい時です。
というか、多分1歳かそこらへん……あんまりにも小さい時の事なので、もしかしたら、後で夢にでも出てきたことと言ったほうが納得するのですが、お暇な方は少しお付き合いを^^

私が幼稚園に上がるまで同じ市内の借家に住んでいました。
6畳2間の平屋です。
私の記憶というものはその家での記憶です。

布団に寝かされていた私。
目を開けると近くに誰もいませんでした。
大きな声で泣き叫んで母親を呼んだのですが、母親は来てくれなくて。
仕方なしに布団の横に置いてあった山のように高い箪笥に着いてある引き出しのとってを掴んで立ち上がり、さっきよりももっと大きな声で泣き叫びました。けれどもまだ母親は来ません。今だったら数歩で横切れる6畳の和室をフラフラする足取りで歩いて、やっとのことで隣の部屋に続く襖まで辿り着きました。
襖を指でこじ開けて、隣の部屋を覗くと母親は炬燵に入って、テレビを見ていました。
そして
「あら、こゆみちゃんもう起きたの」
そう言ったのです。
私はその時に、”一生懸命泣いて知らせたのになんで来てくれないの?”そう思った事も覚えているのです。
私には2つ違いの弟がいますが、まだ生まれていなくて。だから1歳くらいの事だと思います。
他にも、ベビー服の私が動物園のペンギンの前の柵の上に母親に支えられながら座らせられて父親が写真を撮るシーン。この時は母親のお腹が大きかったのを覚えています。
「こゆみちゃん、そんなに寄りかかったら後ろに落っこちちゃうよ」
と母親が言った事もはっきりと。
ちゃんとその時の写真もあったりします。
母や弟はそんなの姉ちゃんの妄想だよと言われるのですが、妙にリアルなんですよね。
特に、布団で目が覚めた時の出来事は、母親の服まで覚えています。

やっぱり妄想なのでしょうかね。
もう少し大きくなってからの記憶はばっちりです。
まだ弟が生まれて間もない頃、その借家の玄関にあった水槽の中の金魚を狙って近所の飼い猫が水槽にダイブしたこと。その猫がずうずうしくて、台所のマナ板の上で昼寝をしているところを見つけた事。
3歳くらいの記憶は沢山あるんですよ。

今現在覚えなくてはいけないことはすっかり忘れてしまうのですけれどね。
困った事です。

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